なんとなくオールアバウトマイマザー的な、ペドロアルモドバル的な女の強さ全面映画かと思って観たんだけど…
観たんだけどさ…
開始20分ほどで悲しみの底に私まで叩き落とされた気分。カティヤと一緒に這い上がろうとするの。そしてダニーロの優しさに救われるの。パンクな気持ちで乗り越えようとするの。全ての不条理に抗おうとするの。
だからこそ、だからこその最後だった。私ならどこで決断しただろうか。
エンディング曲に使われていた歌手Lykke Liの「I know places」がめちゃくちゃ良くてそれに全てが救われた気がした。そうじゃなきゃ救われないよ、こんな辛さ。
めちゃくちゃ沈みました。