死と向き合う。
サボテンと、リクガメ。
あれは生命力の象徴だったのだろうか。
それに鳥のエッセンスも少々。
あれだけ街の人々に愛され心配され、そして見守られて暮らしていても、死と立ち向かう時は一人。
誰しも、一人。
おそらく人生のまだ折り返し地点にも来ていない私には、遠い将来のことなのだろうか。
死を常に意識しながら残りの長い人生を行くのは辛い気がするけれど、いつ死んでも構わないと思えるくらい後悔のないように生きようとするのは、かなり良いんじゃないかと思う。
ハリー・ディーン・スタントンさんは、この遺作の公開2週間前に逝かれたと知り、言葉を失う。。
しかも、誕生日が私と同じ。
そんな巡り合わせに、しばし思いを馳せる。