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母という名の女のleylaのレビュー・感想・評価

母という名の女(2017年製作の映画)
3.6
「母性は幻想で、自己愛の延長に過ぎない」と本で読んだことがあるけど、今作の母親も自己愛が強い。支配欲も強い。

父親が息子の嫁と姦通するのはよくある話なんだから、逆だってあるはず。孤独しか待ってないであろうこの母の行く末が知りたい。

母に子供と男を盗られた17歳の娘が、最後に本当の母親になっていたのが救い。この監督を3作続けて観て、初めて救いがあったのでホッとした。
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