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女王陛下のお気に入りのmeimeiのレビュー・感想・評価

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
4.0
厳しい本音と優しい嘘
愛があるのは確かに前者だが、ほとんどの人間はこれを受け入れ難い。本質を見抜けないと、優しい嘘に飲み込まれ、利用されてしまう。

こうして客観的に見ていると、サラの愛の鞭に気づけるのだけれど、いざ自分がアンの立場になると、厳しいサラからアビゲイルの元へ逃げてしまうんだろうな。
本当の愛に気づくことができる人は強い人だと思う。


豪華な宮殿に不協和音、バカっぽい化粧とカツラ。どうにもできない嫌な感じがじんわり残りました。
ヨルゴス・ランティモス、はまった。
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