このレビューはネタバレを含みます
これはなんともはや。
ダークサイドのマリーアントワネット(あっちはフランス)というか。さすがに5年後に哀れなるものたちを撮るだけのことはありますね。
中世ヨーロッパの煌びやかさのすぐそこにある小汚い感じ。
ヨルゴス監督の画面からはなんかすごく人間の臭いが強烈に感じられて鼻が曲がる気がする。とにかく臭いんじゃ。(褒めてる)
ただ派手なことはあんまり起きずに淡々とイジワル合戦?が続くのでじっくり観るのが苦手な人には辛そう。なんとなく後ろでパンパンしてるとか、エマストーンの手で抜く感じとか、性がいやらしい、ネチっとしたものではなくて、ドライでリアルでやっぱ臭い。
これは哀れなるものたちにも継承されてるよなあ。エロくないというか。わおってなるけど興奮したりしないというの?
まあ今日は仕事がないからヨルゴス祭りするかな