女王が主演女優賞に、
侍女と側近が助演女優賞へのノミネートも、納得のこの作品🎥
衣装や調度品、内装も豪華で、
エマストーンの侍女姿は、フェルメールの絵画のよう✨
オリヴィアコールマン演じる女王と
側近のレイチェルワイズは子どもの頃からの親密な仲
痛風や多分他の病気もあって、女王はあちこち痛かったり歩くのにも不自由な身
もう身も心も、為政までレイチェルワイズに頼り切り
たびたび酷くかんしゃくを起こす女王に段々と、
どんなことがあってこんな悲しい人になったんだろうかと
そこに侍女となるエマストーンが現れて、均衡が崩れていく
とにかくハングリー精神がスゴイ
色んな目に逢い続けてきて、何としてでも這い上がって、２度と元いた所には帰りたくないエマストーン
賢さで言ったら側近レイチェルワイズはsmart
侍女エマストーンはclever
孤独な女王にとって、耳障りの良いことを言ってくれる相手が一時の心地良さをくれて、それが何よりの慰めとなることもある
戦争をしている当事者の、宮殿での茶番のような享楽は観たくない
監督は、ロブスターや聖なる鹿～の
ヨルゴスランティノス
(いっつも眼に危害を加えようとする！)
観終わってからそれに気付き、この監督さんの作品を観るときには次からは身構えよう、と思った
