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ザ・スクエア 思いやりの聖域のktyのレビュー・感想・評価

3.9
カンヌ国際映画祭のパルムドール受賞作らしい、一筋縄ではいかない異色作。

美術館で現代アートで集客するには「話題作り」ありきか?その話題の方向を間違えると悲喜劇を招く。現代のスウェーデンが抱える移民問題と相まってとことん考えさせる作品でした。

美術も映画も、反射神経のように短絡的な刺激の溢れるものが良しとされる昨今。

だからこそ真逆の日本の伝統的な美意識、「秘すれば花」が大切に思えました。
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