オバさん道化師がオバさんと犬を死ぬほど追いかけ回す話。

主人公のオバさんの顔が量産型ジュリア・ロバーツ。私イケてます顔っていうの、このタイプの女優に限って映画内で寝ても覚めても厚化粧のまま、クレンジングの概念が消失してるのほんとクソ。
けっこうな危機的状況下で忍び足しなきゃな時でもハイヒールを脱がないし、美意識の高さが常軌を逸してる。

そんな彼女は叫ぶ時の顔芸が最高で、それに比例した叫び声の甲高さも尋常じゃあなく、たぶん叫ぶたびにホイッスルボイスが出てた。とんでもなく五月蝿い。

冒頭50分間(この場合冒頭の使い方が合ってるかは知らんが)とくに何も起きないっていうポンコツ映画なのだけど、短足犬のジュディが愛くるしいのと後半のゴア描写だけは、例によって他の追随を許さないネクロストーム印で安心でした。
オバさんピエロの銃がかなり異様なのもポイント高い。

最後、エンドクレジットの流れる速度が遅すぎて発狂しそうだった。

やっと登録された～☆

『アダム・チャップリン』のムキムキイケメン、エマニュエル・デ・サンティ監督作品☆
(ネクロストームは配給のみ)
75分と短めのスリラーホラーです。

イタリア語作品ぽいのに何故か音声は英語のみ、当然日本語字幕無しというキツさでしたが、マッチョな兄貴への愛で乗り切りました♪
あとはワンコがもっふもふ！！


ストーリィは…

大道芸人集団"クロウ"の女ボス、ウルスラ。
たまたま通りかかった電話中の女性メアリーに絡む。
メアリーは彼女を振り切り無事帰宅するが、何やらおかしな気配が…

翌日、愛犬ジュディが消え、無言電話が続き、ついに侵入者の影が見え隠れして…………


ジュディが可愛い～!!!
撫でるとすぐお腹出すし、尻尾ふりふり歩く姿に癒されます♪

肝心のグロは、少ないけれど上質☆
人体破壊部分もしっかり作られているし、それを見せたいからか、がっつり撮してますw
いいねぇ～！

が、とにかく物語が動き出すまでが長かったなぁ………
侵入者？思い過ごし？？な不安を50分位流しているんですよ。。
ウルスラが来るんでしょ、知ってるから！早く襲って来いや！ってなります(笑)
音楽や効果音も良くて不安感は募るのですが、少し飽きましたね。

でも、ウルスラ率いるピエロ軍団の雰囲気も良いし、お手製武器や運んでいる謎の"箱"も面白かったです♪
メアリーがでっかいおっぱい(多分偽物w)とハイヒールを異様に強調してくるのも笑えた！

ビデマさんでの売れ行きも微妙らしい今作。
確かに独特の雰囲気ではありますが、つまらなくはないです♪
あまりオススメも出来ないけど…

これ、オリジナルのイタリア語で流した方が絶対良いと思うんだけどなぁ～

【Missing】

愛犬Judyが突然の失踪。いくら探しても見当たらず、涙を流しマスカラが落ちながらも捜索活動を続けていると、大量の釘が刺された木箱を発見し…。

みんな大好きネクロストーム作品であるが、これはかなり控えめ。正直、本当にこれネクロストーム？『アダム・チャップリン』を撮った人？と疑うほど大人しい。

愛犬Judyが失踪してから、何も起きない。ただただ怖がりながら捜索するだけ。大量の釘が刺さった木箱を発見した時はもうすでに終わり10分前くらいの話。

本作の特徴といえば、まるで渡辺直美とハライチ岩井がコントで見せた塩の魔人と醤油の魔人のような白塗りピエロたち。〝The Crows〟という大道芸人集団。たしかに日常にあいつらが普通に現れたらめちゃくちゃ怖いけども…映画としてはインパクトが薄い。彼らが持つ『ノーカントリー』に出てきた牛を殺すための銃みたいな、鉄パイプで作ったような特殊な銃は出てくるが、出番はかなり少ない。

と、いった感じでストーリー自体もグロ自体も控えめなネクロストーム作品だった。