rosechocolat

さよなら、僕のマンハッタンのrosechocolatのレビュー・感想・評価

2.9
試写@ユーロライブ。

そうだねえ…。正直、『…サマー』の方が私は好きかなあ。

まず、この邦題は中身にはあまり関係なくて(笑)、いつものことなんだけど原題が近しい。自分のことなんて全く興味ないように見える両親のもとで、気持ち的にはたった1人で育ったような、背伸びしたいけどしきれてない青年のお話。

スノビッシュ過ぎて鼻に付くという訳ではないけど、「未熟な僕」的な要素が割とあって、そこが何となく入り込めなかった原因かも。
アレン+『卒業』、みたいなのがどうしても下敷きに薄ーーく見えて来ちゃうというか(苦笑)

これで話が淡々と終わればまだよかったんですが、
最大のオチが(私的には)とても出来過ぎていたような気がして、そこまで作りこまなくてもいいのになー?って思っちゃうんですね。そこまでご用意されてしまうとこちらは「はぁ…」と従うしかないじゃないですか(苦笑)それも「親心」ですと言っちゃったらそれまでなんですが。

中盤がかなり眠たくなりましたので、要注意!
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