いずみたつや

ラッカは静かに虐殺されているのいずみたつやのレビュー・感想・評価

4.0
ISによって演出され、美化された"殺戮"の映像は背筋が凍るほど恐ろしく、不気味です。

ニュース映像では知ることができない、凄惨な現実をまざまざと見せつけられ、その度に"ペンは剣よりも強し"は本当か?と考えさせられました。

確実に言えるのは、ペンを選ぶことは人間でいることを選ぶこと。この地獄で、果たして自分は人間でいられるのか、と問う映画です。