トロマ映画ってのは僕はよくわからないので、私がすごく感じたのは、
・とにかくまずは「スーパー」イズム。
・ジェームズガン自身の反省が犯罪者たちに重ねられている。
・アメリカという国への批判
という点。
これは俺にとってのブレードランナーと言いますか、一回では魅力が掴み切れない、というか見るたびにその味がわかってくるタイプの映画かもしれない。映画館にいたときは、意外とアクションねえな、とかスター不在だなとか、マッチョな男ばっかで意外とパッとしねえなとか、ハーレイクインはなんでこんな強いんだ、とか色々思ったものの、落ち着いてみるとやっぱりすごいこと起こってたなと思い直す。ウェットじゃないのがまた非常に好感持てる。
後半はわかりやすく上がっていくと思う。評価が分かれるのは前半じゃないかな。結構難しい映画だと思う。ビッグバジェット、しかもアメコミ大手DCで、このエログロをやるっていうことの重要性を噛み締められるかどうかは結構でかいんじゃないかな。
