ロックストロンゴ

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結のロックストロンゴのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞前:ピースメーカー、ポルカドットマン良いなぁ〜♪楽しみだなぁ〜ちょっとグロいのかな〜笑☺️

観賞後:😨…
いや本当もう、最低最悪、悪趣味…
でもさいっこうです!!ジェームズガンさんありがとう😭
こんな攻めたアメコミ作品作ってもらえて嬉しいし、劇場で公開終了間際になんとか見れたことがほんっとうに幸せでした。


ネタバレ
冒頭の上陸シーン、チームワークが大事だね!ってことが嫌でもわかる展開でした。
T.D.K…お前その能力でどうやって切り抜けるつもりで来たんだよ…確かブーマーに『名前がT.D.Kなの?』って聞かれた時の『え??なに??』って言ってたシーンや、ブラックガードにシートベルトつけてあげるシーンとかいい感じのボンクラ感あったのに笑死ぬシーンエグいし笑

モンガルのヘリは任せろー!キリッからのぎゃあああ🔥ってシーンは劇場で見た時は、怖くて仕方なかったんだけど、よくよく考えるとバカなシーンだし、まるでボーボボに出てきそうな雰囲気すらある。

今作、とにかくゴア表現が凄くて更に全編IMAXカメラを使用されているのでグロシーンの高画質化がすごい!笑😨
とにかくグロシーン+潜入モノということもあり、いつ誰が死ぬかわからない!!この緊張感がずーっと続くので凄いんですよ、そこに更にハーレイのぶっ飛んだシーンや、ロマン溢れるブラッドスポートの武器シークエンス、ダークヒーローのピースメイカー、出るだけでモンスターパニック物になるナナウエ、愛しいポルカドットマン、緊張感をほぐすヒロイン的ポジションのラットキャッチャー2…もうすごい!熱量が!!

自分の推しキャラ、ピースメイカーとポルカドットマンについて。

ピースメイカーは、終盤フラッグ大佐を…してしまうのですが彼は裏切ってはいないんですよね。
盲信的に『国』の為に戦い、その為なら女子供も容赦なく殺す。それを実行してきた狂った正義を持つキャラクターで、大佐に言われた『正義の使者…?笑えるな…』と言われた時の戸惑いと悲しい表情…
あの短い期間ではあったものの、チームには友情が生まれていたけど、彼のアイデンティティは『国の為』であるからこそ、苦渋の決断だったんだな…て思ってました。

ポルカドットマン、彼の能力源は宇宙ウイルスで、定期的に嘔吐して体外に排出しないと死に至るという悲しい現状を持つ男です。ぱっと見は1番ポップな服装と能力なのに、その実情は悲しく病んだキャラクターというところが惹かれますよね。
それゆえに彼の最後の死が…😢
ポルカドットマンの最後は、自分のトラウマである母を乗り越えて『やった!僕はスーパーヒーローだ!!』と叫んだ直後、スターロに踏み潰されて死亡…
ここを自分なりに希望的観測をすると、
彼は能力を手に入れて、兄弟を失い『毎日』嘔吐する生活、そしていつでも『死』と隣り合わせの生活を過ごし根は気弱なのに刑務所で生活を続けていた。
そんな彼が最後に自分の能力を肯定し、幸せになった瞬間一瞬で死に至った。
ジャベリンやT.D.K、サバントのように苦しみ狂いながらの死亡でなく、一瞬で死ねただけ良かったのかな…とか考えていました。
でもやっぱり悲しかったのでSNSを探ると、アメリカの方のコメントで『問題ないね、彼は死んでない、能力で地面に穴を開けてワープしたからね。次回作に出てくるよ。』
というコメントをみて、救われました笑
…インタビューでジェームズガンさんはラストシーンではラットキャッチャーを殺すつもりだったけど、出来なかった。だからポルカドットマンを殺した。
と発言されていて、いや両方生存はできなかったんですか!wwと個人的には思ってました。

コロナ禍になってから劇場に行けない日々が続きようやく、一年半ぶりに劇場に行けて観れた作品😢
本当に早く、前みたいにみんなで安心して見れる劇場ライフが戻ってきて欲しいです。🍀