よーすけカサブランカス

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結のよーすけカサブランカスのレビュー・感想・評価

3.8
こんな人の命が軽い作品なかなかない。合衆国としては作戦が失敗して死んでもどうせ凶悪犯罪なので心は痛まないし賭けもやる。そんな爪弾き者たちの輝きと最後のラットキャッチャーの、この地は君たちのもの、という言葉が重なる訳だが。間違って反政府軍を皆殺しにしてしまってもポップなまま話が進むのでかなり驚いた。さすがにそれはどうなんだと思っても、話自体がまあまあ面白いのであまり気にならなくなってくる。
特にハーレイ・クインの脱出の場面は演出もアクションも彼女の魅力も光っていて、これがあれば他はどうでもいいな、とさえ思った。