このレビューはネタバレを含みます
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「世にも奇妙な物語」的なハンガリー産タイムループもの。原題「hurok 」、英語でloop。前から気になってたやつ。
まったく共感できないクズな主人公だが、冗長さや説明的なとこがほぼ無く、構造がなかなか斬新。「トライアングル」「トランス・ワールド」などと同系統の、ギリB級だけどタイムループならではの面白さ。
さて、まだ観てない人は、この先は読まないで😃
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序盤で主人公の手首に描いてあったのは8じゃなくて♾=永遠、infinityということは…とは予測してたけど、いろいろと雑な感じで理解できないことが多い。
・”ずっと録画”と”持ち出されるテープ”?
・単なるループじゃなく、同時並行で何人も?
敵も?ならキリなくない?
・どこから始まる?どこまでいったら巻き戻る?なんも解らんw
・なぜアダムとアンナだけループして分岐?いやデジューもか?
・いろいろと学習しないよね…ガソリンも
・何度も失ってはじめて大切さに気づく…いや、遅すぎるだろ
・エコー写真の切れ端を合わせる意味ある?
・弾もはじくって…胸を撃たれるの2度目?その描写あった?
それでもタイムループものは全てが伏線として生きてくるのが堪らん。
ラスト、改心してアンナを救うと抜けられる?…なんて説教くさいオチじゃないだろーな?…と思ってたらちゃんと♾とホームレス。
解けぬままの不条理😁