アタンザニアにおけるアルビノ狩をテーマにしたドキュメンタリー。
アフリカの中でもタンザニアはアルビノが産まれる率が高いらしい。
アフリカではアルビノの人間を襲って食べたり、呪術の道具にするとは聞いていたけど、恐ろしすぎる。
そういえば「第9地区」ではエイリアンを食べて力を得ようとしてたヤツがいたけど、あれはアルビノの代わとして描かれていたんだろうな。
2人が襲われるまでの経緯を克明に語ってくれるけど、これがまた真に迫っていて、下手なホラー映画よりも怖い。
その犯人も意外な人で、しかもその後ヤツらに何のお咎めも無いとか胸糞すぎる。
そして国民に対して「教育」が如何に大事かも思い知らされる。
未だに呪術医や迷信を信じてアルビノ狩を行っているのも「教育」が足りてないからと映画の中でも語られていた。
しかしそれを分かっている人がいて、アルビノを救おうとする同胞や医者たちがいることに希望が持てる。
タンザニアから、アフリカからこんな悲劇が起きない日が来ることを祈る。