面白かったあ。芳根さんと土屋さんの共演は観る価値あるはずーと思ったの間違いなかった。
キスで顔を入れ換える二人の女の子、累とニナ。主演の二人が、いま付いてる顔の人物として舞台女優を演じ、舞台女優が演じている役柄も演じ、という多重構造に萌えた。
せっかくならもっとどろどろしてほしさとか、途中まで色々思ったりもしたけど、主演の二人がマーヴェラスだったのでどうでもよくなった。累とニナの内面を丁寧に描いてる映画で、芳根さんと土屋さんも彼女たちを大切に表現してて、制作側の愛を感じたー♪ Aimerの歌も相変わらず良い。
裏側を何も知らない観客は、時として、どこか滲み出る異常性だったり、尋常じゃない狂気を孕んでるものを感じて心動かされるんだよなあとおもうと、芸術は業が深い。人も業が深い。
