顔に傷のある累がキスをすると顔が入れ替わる口紅を使って美貌と名声を手に入れるお話
誰もが振り向く美貌を持つも大根役者のニナ、天才的な演技力を持つも幼少期に傷を負い醜い顔で生きてきた累。両極端なふたりが出会い、ニナは天才的な演技力を持つ累を利用し、舞台女優のトップに立つことを目論む。
主人公のふたりの演技がすごい！
気の強いニナとボソボソ喋る累。顔が入れ替わった後はそれが逆になるのを見事に演じてます！ふたりとも一人二役ってなかなかないですよね！
あとから見たのですが、原作の累は周りからも忌み嫌われてしょうがない容姿でびっくりしました。
それに比べ芳根京子さんじゃ傷がある程度じゃかわいいままでしたね。映画ポスターもぱっと見どっちが累か分からない。
それでもボサボサの髪と目つきの悪さで見事に表現しています。芳根さん、今一番好きな女優さんです。
ラストの劇のシーン、途中で顔が戻ってしまわないかとドキドキ。入れ替わってる最中に顔の持ち主が死んだらどうなるんだろ？と思ってたら終わっちゃった。原作も読んでみたくなりました！
