バトンを繋いで紡がれた家族の愛のお話
「本当の親」とは?
4人の登場人物、だけどバラバラなお話?と思いきやこの人とこの人は繋がっていて。最終的には全部繋がるのかな。森宮さんと優子も親子だけどたぶん血の繋がりはなさそうでこれはいかに。
本当の親子じゃないから上手に喧嘩ができない。本当の親子じゃないからシリアスな話をカジュアルにできる。
森宮さんと優子の話は何だかほっこりする。
一方、梨花とみぃたんの話は正直ハラハラする。みぃたんはいい子なのに梨花の悪女さが不協和音のように不安を煽る。
そしていきなりクロスするふたり。
そういうことだったのか!確かにピアノは若干の伏線だった。
一緒に料理を作って、一緒にお酒を飲むなんて、これ以上の幸せはない。
終盤で衝撃の事実が。なるほどそういうことだった。今までの不自然な行動も納得。
タイトルの意味の回収もお見事!たくさんの名字と父親を経て、次の家族にバトンは渡された。
意地悪だったクラスメイトと急に仲良くなって結婚式にまで呼ぶ仲になったのはちょい謎。