いちばん長いの「長い」は本当に長かったのです。
内容はあらすじにある通りで、最初は軽く楽しく、高校写真部に所属する宏伸(高杉真宙) の従姉(武田梨奈) の魅力でみせていく作品なのかなと思って観ていましたが・・そう感じていた自身を蹴飛ばしたいです。
なんとなく冴えない感じから、しだいに生き生きと、そして高校生活最後のやりきった達成感、最後のパノラマカメラ13週はそれぞれの色々な想いが短い時間のなかで駆け巡っていて冷静に観られませんでした。宏伸(高杉)の同級生で写真部部長の三好(松本穂香) が何のために全速力で走り出したのかも考えている暇がないくらい。
みんな平凡なのか、みんな世界で一つだけの花なのか、そんな見方はどうでも良くなるくらい最後は若者達の熱気に、映像に吸い込まれていました。で、ほんとの最後、宏伸が写って・・。
あーもっ、映画館で観なかった自分を蹴りたいです。
(メモ)
145。実話ならすごいとしか言いようがない。