ノラネコの呑んで観るシネマ

ドクター・ドリトルのノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)
3.1
動物と喋れるドリトル先生の物語。
そういえば先代はエディ・マーフィーだっけ。
ヴィクトリア女王が毒をもられ、ドリトル先生と押しかけ助手の少年、動物たちが魔法の秘薬を求めて冒険の旅に出る。
とりあえずOPアニメーションで設定をサクッと紹介。
本編も滞りなくサクサク進み、悪くはない。
悪くはないんだけど、まったく話にタメが無いというか、ドラマの緩急どころか、見せ場の緩急も無いのでどのエピソードも喉に引っかからず、まるで無色透明の水の如し。
ゆえに盛り上がりに欠ける。
これでキャラクターに強い魅力があったり、テリングに未見性があればまだいい。
しかしロバート・ダウニーJrはいつもの通りだけど、他の人間キャラの造形が雑過ぎ。
テリングも、どれもどっかで見たような既視感の塊。
まあキッズムービーと割り切れば、これはこれでありかも。
良くも悪くも暇つぶし以上の作品とはなり得ておらず、来月には内容忘れてそう。