ツッコミどころは多々あれど、地に足のついた演出と、奇抜なアイデアで見せきる佳作。
音に反応するクリーチャーという設定は決して真新しいものではないが、圧倒的素早さと即死攻撃には恐怖を感じずにはいられない。
リラックスするシーンもあるものの、全くくつろげないまま怒涛の後半戦に突入し、終始ハラハラドキドキさせてくれる。
ジョン・クラシンスキーとエミリー・ブラントのリアル夫婦共演も効果的に作用しているし、マイケル・ベイらしいオチも上手い。
竹谷隆之風のクリーチャーデザインもかなり良い。
傑作ではないものの、個人的には大好物なジャンルのため、かなり好き。
