BROOK

トップガン マーヴェリックのBROOKのレビュー・感想・評価

5.0
鑑賞日:2022年5月27日
パンフレット:880円

字幕。


誰も、死なせない――!


前作は未鑑賞。

非の打ちどころのない”完璧”な作品だったと思う♪
控え目に言っても、最高でした!!

そうそう、前作を未鑑賞でも一応は問題無いので、ご安心を。


主人公のマーヴェリックを演じたトム・クルーズはやっぱりカッコイイわ!
バイクに跨る姿といい、その立ち振る舞いといい、素晴らしい役者さんですね。

若手陣ではマイルズ・テラーが重要なキャラを演じていて、「オンリー・ザ・ブレイブ」に続いて、ジョセフ・コシンスキー監督作品に抜擢です。

ペニー役のジェニファー・コネリーは相変わらずお美しい…。


映画は、砂漠の飛行場でマーヴェリックが飛行機の整備をしているシーンから始まります。

と、その前にOPでケニー・ロギンスの「デンジャー・ゾーン」が流れて一気に盛り上がる!!


マーヴェリックは新型戦闘機ダークスターのプロトタイプのテスト飛行でマッハ9を超えるべく基地へとバイクに跨り向かう。

しかし、予算は無人機の方に割かれようとしており、マーヴェリックは命令を無視して、ダークスターに乗り込み、ケイン少将の前でマッハ10の壁と超えることに成功。

しかし、ダークスターは墜落し、どうにか脱出したマーヴェリックは海軍大将のアイスマンの推薦もあり、トップガン卒業生のエリートパイロットを訓練することに。


酒場でペニーと再会するマーヴェリック。
そこで、亡き親友グースの息子、ルースターを見かけ、複雑な表情を見せる。

翌日、マーヴェリックは今回の”任務”をシンプソン中将から教えられ、それを実行するために、いきなり飛行訓練から開始することになるのだった…。


展開は”王道”かもしれない…
でも、それが良いんです!!

訓練を通して、徐々にマーヴェリックと訓練生たちとの絆が築きあがっていき、さらにマーヴェリックとルースターの関係を丁寧に描いていて、人間ドラマとしても、非常に良く出来ていました。


注目はもちろん空中戦!
飛行訓練から始まって、任務のための飛行訓練に移り、最後は任務遂行のための飛行へと移っていく。

一体全体どうやって撮影したのか?
驚異のカメラワーク!!
その映像はマジ凄い!圧巻のひと言!!
パイロットって結構肉眼で確認することが多いんだねぇ…ビックリ。

終盤は手に汗握りっぱなしで、胸熱な展開になってます。
そうこなくっちゃー!ってな展開の連続。
そして、泣けますよ…。

終わり方もホント良かった。


レディー・ガガが歌う主題歌も素晴らしいのひと言!
クビにされちゃったアーティストの曲も聴きたいけれど…(苦笑)


度重なる公開延期になっていたけど、これは本当に劇場で鑑賞することが出来て良かったです!!!
大きなスクリーンで観るべき作品!!!



※※鑑賞日:2022年6月28日※※

4DXでの評判がすこぶる良いので…4DX吹替版でおかわり鑑賞してきました!
劇場メインの映画鑑賞人生の中で、おかわり鑑賞したのは今作で3作目。

いろいろな”効果”(エフェクト)はたしかに凄かったー!!
作品と4DXの親和性がここまでマッチしているのは非常に珍しい。
4DX+「トップガン マーヴェリック」=最高!!!ということ。

映像に連動して座席が動くのは当たり前なんだけど、、、
まさかビリヤードのキューで背中を突っつかれるとはね(笑)
あとボートのシーンの水飛沫が思っていた以上に顔にかかる。

これはマジやべーぞ!ってなります。


注目は戦闘機での訓練シーンとミッションシーン。
座席が上下左右に動きまくりで、耳元や足元からの風、場内も風吹きまくり、座席振動、背もたれ振動、フレアや爆発でフラッシュ、雪まで降ってきた!!

いやはや、没入感と臨場感が半端ないっす!
自分が戦闘機の操縦席にいるかのような感覚。
しっかり座席の肘掛けを握っていないと、座席からベイルアウト(緊急脱出)しちゃうかもしれない。
もう、放り出されるー!ってなぐらい座席が動きますよ。

これはホントに4DXで観ておかないと損すると思う。
4DXは「トップガン マーヴェリック」のためにあると言っても過言ではない。


帰りの車の運転がなんだか戦闘機の操縦席のように感じてしまったのは気のせいだろうか…?
BROOK

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