寝ても覚めてもの角砂糖子のネタバレレビュー・内容・結末

『万引き家族』の最高賞であまり話題が少ない本作だが濱口監督の才能がすごい。初の商業映画でカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された本作。
原作でも麦と朝子のシーンは好きだったが映画でもやっぱり好きだった。でも麦が朝子の事を呼ぶときは原作の「さあちゃん」呼びにしてほしかった。後栄子さんのあの話がちゃんと使われていてよかった。
小説では朝子のこと嫌いと思わなかったが映画になったら女が嫌いな女。そして男が好きな関西弁の喋り方だった。私がマヤだったらビンタしたかったし朝子回りを巻き込んで突っ走るならその選択しないでほしかったなと思ったし亮平の気持ちも考えてって思ったが気持ちを考えてたらあんな行動しないしある意味朝子の精神の逞しさを見習わなきゃと思いました。後春代のキャラが1番好き。そして麦と亮平を東出君が演じたが今まで彼のこと苦手だったが別人に見えたそして濱口監督の演出の上手さを感じた。