くろひょう

静寂の森の凍えた姉妹のくろひょうのレビュー・感想・評価

静寂の森の凍えた姉妹(2016年製作の映画)
3.0
後味…悪いな!!(笑)
(これぞ、北欧ミステリー?)

いやー、題名とジャケットにまんまと騙されて…?

でも…無いのですが(笑)
(作りはしっかりしてました)

結末がね〜結末が〜!!
(好き嫌いが別れそう)

後味の悪い映画の例を挙げると…?
①主人公、死んじゃうんかーい!
(後味…悪!!)
②結局…犯人、分からんのかーい!
(後味…悪!!)
③お前ら全員、共犯かーい!
(後味…悪!!)

これらのどれにも当てはまらないのですが…
どうにも、嫌〜な気持ちで終わります(笑)
(犯人はキチンと分かる仕組みでした)

あらすじは…
アイスランドのレイキャビク近郊にあるヘイズモルク森林公園で、幼い姉妹の他殺体が発見される。
やがて容疑者の男達が次々と浮かび上がるが、彼等には誰にも言えない裏の顔があった…
というお話。
(少しゆったりとしたストーリー進行だと感じました)

アイスランドの犯罪発生率は非常に低く、世界一平和な国と呼ばれているそうです。
(2017年のデータでは日本は第3位)

なので、国民の犯罪に対する関心が高めな印象を持ちました。
(警察への情報提供なども積極的に参加する姿勢もあります)

しかしながら、捜査は行き詰まってしまい…
進展しては振り出しに戻るの繰り返しで中々解決までは辿り着けません。
(警察も苛立ちを隠せずに少し強引に容疑者に詰め寄るシーンもありました)

物語の転機が訪れたのは、母親が発見した長女の日記から犯人と思われる「ライオン」と呼ばれていた人物が浮上します。
(本名では無いようです)

果たして、容疑者の中に「ライオン」は居るのか?
なぜ、「ライオン」と呼ばせていたのか…?
それは、物語の最後に分かります。
(中々焦らしますけどね)

濃厚な北欧ミステリーを味わいたいそこの貴方!!
(北欧っぽさはめっちゃ感じました)

名探偵コナンばりに謎解きをしたいそこの坊や!!
(へへっ、バーロー)

とりあえず、赤白のボールを投げて、何かしらをゲットしたいそこのサトシ!!
(キミに決めた!?)

是非、お試しあれ〜☆
(平均スコア、低いので注意です)

最期に…
最近観た「胸クソ悪い映画」って、何が思い浮かびますか?
(結末でも、途中経過でも良いですよ)

僕は「スリービルボード」ですね〜♪
(途中で「うわぁぁ!」って声上げましたし)

「それは、アカンやろ!」っていう展開が興味をそそる事もあるんですよね〜。
(2018年度アカデミー主演女優賞、助演男優賞、ダブル受賞の名演技も見れます)

行き場の無い怒りや悲しみが詰まった映画でしたね〜☆
(今回観た映画と雰囲気が似てるかも〜?)
くろひょう

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