泣かせようとか心をギュッとさせようとかするのが顕著に出てくる時はすんごい冷めそうになるけど、でもなんとか気持ちは冷めきらずに最後まで行けた。
別れが、犬からスタートなのがズルい。それは感情揺らいじゃうよ。
とはいえ、人間との別れとか死とかが割と淡々と当然のように入ってくるのが、彼女ら一族の感覚を掴めそうで、だからこそ最後まで観続けれた。淡々と当然のようにとは言っているけど、決して軽い訳ではなく、「幾度となく体験しすぎた」というような感覚。
最近、葬送のフリーレンをちょうど見ていたところで、なんかそれと頭の中で重なったり逆に相反したりとかもしながらで、「絶対にこの人は自分より先に死ぬ」という確信を持っているのってなんか、すごく興味深い感情だなあと思います。