ディズニーワールド開発初期のプロジェクト名を冠した本作は、金融危機による不況下“夢の国”の傍ら“どん底”で生きる母娘のひと夏を6歳の少女の目線から描く社会派ドラマ。
大人社会と子供社会のコントラストが見事な名作☺︎
主演はあくまで6歳の少女。取り囲む大人は彼女たちにとって“マジック・キャッスル”のキャストでしかない。
そんな“キャスト”を演じるキャストのひとり、口も手癖も悪い母親役のブリア・ヴィネイトの演技はあまりにも生々しく痛々しく、そして愛らしくてキュートでした。
そしてウィレム・デフォーがもう最高。支配人、隣人、男、そして父のようでもあり物語において誰よりもキーパーソンとなってた。
彼は…ええとケイレブ・L・ジョーンズは『Antiviral』と『 ゲット・アウト』の印象が強すぎたから違った役が見れて嬉しい。