＠第七藝術劇場
語彙力が無いので不謹慎な書き方をします。ドキュメンタリーが苦手な人でも笑って泣ける超ド級のエンタメ作品。裁判前から続く長い長い戦いに対して215分というのは短いくらいの大傑作。休憩有なのでトイレも安心。尻込みしている人、大丈夫やで！
何故↑のように書いたかというと、とあるシーンに自分の姿が見えてしまったから。雨の中、厚労省の前で控訴断念を訴える原告の前を素通りする人たちがわたしだった。他人の痛みや苦しみがわからないのなんて当たり前。せめて足を止めて耳を傾けよう。声を聞こう。
父が仕事の関係でアスベスト調査をしていたのでこの問題自体は知っていたけど、わたしは何を知ったつもりでいたのだろう。原告のお一人が三浦判決に対して言った「ばかちゃうん？」ということば。無念をこらえた笑い声。どれだけの思いを押し込めてきたのだろう。
