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イカロスのamのレビュー・感想・評価

イカロス(2017年製作の映画)
3.0
ロシアの2014年のソチオリンピックの国ぐるみのドーピングの不正に関するドキュメンタリー。
感想だけど、不正発覚後もIOCが強く追求せずオリンピックに参加させて見逃してるので、全然現在もしてるはずですね!

グレゴリーさんに協力してもらってドーピングの実験を行なっていたらドイツのTVがロシアのドーピングの不正を取り上げたことで大きな問題になり、そのグレゴリーさんがWADAに調査されだしてアメリカに逃げるのを助けてあげることに。何この話?ってなってくる。

結局グレゴリーさんはオリンピックのドーピングの不正を暴いた首謀者だけど、マッチポンプで、今までドーピングと反ドーピングの純粋な二重思考をしてどちらの組織にも協力するような奴隷をさせられていたらしい。
そして自ら告発することで自由になりたかったんだと思う。
どうして協力してくれたんだろうって疑問を最初に言われていて、本当にそう思ったけど、外部に積極的に不正を暴きたかったことがわかって不可解な協力に納得することになる。
アメリカで保護措置をうけてるらしい。

ところで、ソチオリンピック後にメダル獲得数と金メダル数最多ということでプーチンの支持率が急上昇し、気が大きくなってウクライナに侵攻しているところが、オリンピック後ということで今現在と重なるので、良いタイミングという認識があり繰り返してるつもりだとわかり驚きだった。
なぜこのタイミングで…と言われていたけど、オリンピック後はベストタイミングという認識な気がする。
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