製作系『ビッグバン・セオリー』
作品創りたい男たちと、振り回される女
めちゃくそ楽しい映画で、アートもいい。
作品製作には代償が伴う、時には命すらも。基本的に何かの製作に携わる人しか出てこないので、迷路という作品の代償で死ぬ人がいること、それ自体はあんまり咎められない。わりと倫理的にやべー奴らだらけなのに、人間の悪意とか特にないのも面白い。映画でよくあるしょうもない言い争いシーンとかもほぼない。
作品は代償を伴い、取り消せない。被害者は帰ってこないし、ミノタウロスは解き放たれた。製作ってヤバいんだぜ?っていうメッセージが強い。
アートもかわいいし凝っている。満足。