ネタバレであしからずです<(_ _)>
『貞子』で｢清水尋也さんの無駄遣い｣と書いたんですが、清水尋也さんはこういう一見凄く良い奴に見えて実はとんでもないサイコパスとかやるとか上手いな～。
『貞子』でも間抜けなYouTuberに見えて実は殺人鬼でナイフ持って貞子に｢ヒャッハー!!｣て襲いかかっていくとか、そういう気合いの入ったのが見たかった。
ナスDが我々(文明人)とトライブ(現地狩猟民族)の違いについて｢必要なら人を殺す、って彼等には迷いがない。だから本気で襲いかかって来たら100%助からない｣みたいな事を語ってたんですけど、春花って力も弱い女の子でノロノロ動いてるだけなのに何で皆逃げられないし殺られちゃうの？って答えはナスDが言ってたみたいに｢絶対に殺す｣って覚悟が出来てて殺す事に何の躊躇もないからでしょう。
兎に角只管虐めっ子クズ集団を殺しまくる復讐劇ですが、おかしな所もいっぱいあって春花がマウントポジションを取られる→右手で横の辺りの雪をまさぐると必ず武器が出てくる→殺、ってパターンが天丼ギャグみたいに繰り返される。
之は『ファニーゲーム』の｢時間巻き戻し｣みたいな、この世界が現実では無い実はゲームの中の仮想空間とかそういう事なのかもしれない。
クズ教師の最後、除雪車に巻き込まれてミンチシャワーもいくら何でも人間一人の体にあんなに大量の血はないと思う(笑)
それと虐め首謀者の妙子は一応手を潰されて美容師の夢は絶たれた、て事になってるけど正直納得出来ない。
ラストの卒業式からスタッフロール、エンディングテーマが流れてこっちが完全に油断してる所で血まみれの春花が出て来て顔面に包丁をブスー！って突き立ててそこで｢終わり｣だったら完璧だった。
