かなり前に観たのに、レビュー出来てなくて、、、
公開時、観に行けなくてやっと、鑑賞したのに
もっと、書きたい事があったので、途中放置だったレビューです(もう、こんなのばっかりで、、、病院のオレンジジュースってメモも何を書きたかったんだ、わたし!!)
もう一度観たい!
冒頭のうらぶれた広告と美しい音楽、まず、そこで心を掴まれた
本当に音楽が美しい
悪いのはレイプ犯
なのに、何だかんだ皆んなが悪者になっていくような感じで悲しい
登場人物誰一人として、所謂普通の人がいないのがすごい
でも、一人一人が丁寧に描かれていて、ステレオタイプの人がいない
緑溢れる田舎の風景に赤と黒の強烈な看板
深い悲しみから来る怒り
どこにぶつけていいのか
皆が怒りを持っている
怒りはどこに向かうのか
どこに着地するのかがわからず、殆どのシーンで緊張感が続いていたけど、すこ〜しだけクスッとするシーンも
本当に脚本が素晴らしい
フランシス・マクドーマンドはもちろん、サム・ロックウェルがいい
事件前の娘に対してのあの言葉があるから、母親はきっとずっと後悔して、自分を責めているんだと思う。だからこそ皆に嫌われてもあのような行動に
自分を罰しているんだ
最後の、ミルドレッドの笑顔には希望が持てた