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スリー・ビルボードのjonajonaのネタバレレビュー・内容・結末

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ好き。
反省するひと史上1番好きと言っても過言ではないサムロックウェルの保安官。
思い込みは激しいし差別的な人間だったのに、まさかこのキャラがそんな風に生まれ変わろうと努力するなんて思ってもいなくて意表をつかれた。信じてくれる父親的保安官がいたからこそ。主人公がもちろんかっこいいんだけど、脇を固めるメンバーも皆魅力的でそれがここまで面白くなってるんだろうな。
ストーリーラインが西部劇仕立てなのも素敵。敵が見えない現代西部劇。
サスペンスという題材と筋からして復讐劇だろうって観客が否応なく抱く気持ち、それで生じる『登場人物の誰が殺人犯なんだ?』という主人公同様の疑心暗鬼の心理をうまく利用した脚本にまんまと騙された。
こんなこと言っておきながら、自分の中では普通にあのサムロックウェルが窓から投げ落とした男(ゲットアウトのお兄ちゃんやってたアイツです)が全然怪しいと思う。笑
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