ミミック

ブリグズビー・ベアのミミックのネタバレレビュー・内容・結末

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

終始優しい世界で、見終わって思わず「フィクション最高!」と叫びたくなる。『ワンダー 君は太陽』もそうだけど、優しい世界観と理解ある家族とモノ作りをテーマにした映画に弱いのよ。

監禁した子供に見せるためだけにわざわざ教育番組を毎週作る(25年で736本‼)設定がまずぶっ飛んでるし、監禁生活の場面を見せずに"その後"を話の中心にしたことも逆にフィクションの力を強く信じてるのを感じる。

『ナポレオン・ダイナマイト』のようにおとぼけな主人公や映画製作に前のめりな担当刑事などどの人物も愛されるキャラクターであることや、笑いの場面に細かいフリオチがちゃんとある所(病院を抜け出すシーンとか)がコメディ出身の監督らしい。

自分の好きなものを信じる心や、楽しいことに夢中になり没頭する姿は素直に感動する。
ミミック

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