<概説>
魔法少女達の死闘もいよいよ本番戦。ふたつの世界の存亡を揺るがした黒幕は何者か。そしてかけがえのない友の遺産の行方はどうなるのか。すべての決着がこの一戦で決まる。
<感想>
「俺はこの話が嫌いだ」
「俺は猫が嫌いだ」
私の中での山寺宏一のイメージはポケモン声優でも、乱世の機械英雄でも、怪盗の宿敵警部でもない。宇宙を泳ぐ鳥、スパイク・スピーゲルのままなのです。
「君もボクの子どもにしてあげよう(ネットリ)」
その山寺宏一がこんなことを言うなんて。イメージの変化に悲しくなるめんどくさいオタクなのを自覚しました。
作中の女の子達がみんな純真なので、彼の役が余計にいやらしい。いや逆なのか。彼のおかげで他が余計に純真に見えるのか。
でもまあ、メインキャラクターの純朴さはこれまでに散々描写されましたから。結果的に本作で一番株を上げたのは第三期以降出番の減ったザフィーラとシャマルではないですかね。
え?主人公のなのはとフェイトについて?
決戦できちんとBGMが流れます。これまでのシリーズをご覧の方なら、その一言でお分かりになるでしょう。今回の最大のメインはむしろ決戦後なのですけれども。
一方のオリジナルキャラクター描写についてはアレです…ホラ…Stsのナンバーズ的なね…?察してくださいね?