あけび

ワンダーウーマン 1984のあけびのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
3.6
ヒーロー映画って実はあまりビビッと来ないタイプです。どれもストーリー同じな気がしてしまって…
なので映画館で見たことがなかったのですが、連休の終わりをパっと華やかに締めたくて急遽映画館へ行きました!

そして思ったのはヒーロー映画って映画館で見てこそなんだなということ。やっぱり家と全然違う。
大空に飛び出ていく感じとか、爆発のずしんと体に響く感覚とか…
映画館で観ることを想定して作られているんだな、と当たり前のことをに気付かされました。
特に冒頭の躍動的なレースシーンはワクワクがすごい
こんな時期に映画館で上演してくれたというだけでありがとう!嬉しい!と楽しめました。
…が、全体を通しての作品としてはツッコミどころが多かった印象です。

主人公ダイアナは低めヴォイスがかっこいいガルガドットさん。ガツンと腕力でものを言わせるアクションにスッキリ。
対比されるバーバラのどんどん格好良く垢抜けてく様子も演技がうまいなあと。別人です。

あと悪役マックス!コミカルで出てくると笑ってしまうような憎めない悪役。人を堂々と指差す人って大体嫌な人ですよね。
ただ、物語が進むにつれて…わりと小心者なのに果たして金と名誉だけのためにここまでするのか?結局何がしたいんだ?と疑問が増えていきました。
今回のキーアイテム、願いを叶える石も説明不足ですし、裏ルートもちょっと無理矢理感がありました。

ただ、この石にダイアナ本人が祈り、死んでしまったとされていたスティーブを登場させ、乗り越えていく様子は見事でした

アクションがとてもかっこいいので映画館で見てよかったです。
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