実を言うとキングスマン苦手なんですが、あのアクが強いノリ感が苦手な私にはこちらの方がいいかな。
マシューヴォーン映画の素晴らしさはキャラクターと俳優のマッチングのよさだと思います。
角刈りドヤ顔でもかっこ面白いヘンリーカヴィルをはじめ、頼りなさそうで頼れるサムロックウェル、垢抜けない才女のブライスさん、何よりサミュエルエルジャクソンのつかいどころ…!俳優さんたちをキャラクターに当てはめるのが上手で登場のたびに楽しかった。
とはいえ映画としては、キャラクターの多さや、二転三転する展開にやや忙しない印象を受けました。
作り物っぽいアクションもちょっと物足りなくて、バイオレンスだったり激しくなくてもいいけど、もう少し緊張感があっても良かったのかもと思います。
ラストの既視感もそろそろ飽きてきたなと言うのが正直な感想です。
キングスマンとの絡みは今後あるのかな、最近はユニバース展開がどこも多くて、気安く観れなくなってしまったのはちょっと残念に思います。