のくさび

007/ノー・タイム・トゥ・ダイののくさびのレビュー・感想・評価

3.6
オージャパニーズドゲザ〜〜!!

ダニエルクレイグのボンドもこれで見納め。
取り敢えず金髪のボンドシリーズは最近見たので全体のストーリーはある程度把握してからの本作。
水曜日の休みに映画梯子したせいか(そして直前に見たモーリタニアの重厚さのせいか)途中まさかの退屈!!

カジノロワイヤルからの慰めの報酬、スカイフォールそしてスペクターと来て、あれ?個人的につまんなくなった?
マドレーヌとの関係も(私にとって)説得力に欠ける(なぜそこまで愛が深まってる?)そして爆破からのあの展開…。

007ともなればめちゃめちゃ分厚い猜疑心の上に薄っぺらーい愛欲が張り付いてる感じなのかな。だからほんの少しのきっかけで薄皮が剥がれるようにサクッと関係も切れるみたいな?

CIA側のパロマも腕の立つエージェントの割には隙だらけで一昔前にこんな女性キャラ多かったよね笑ってなったし。。

アクションが物足りないわけではなく細部に散りばめられたツッコミどころというか、あの兵器工場のあの感じも無理くりジャパニーズに寄せなくてもいいんじゃない?とも思う。

北方四島のどこかの島が舞台だからなのか妙な日本様式が興醒めポイントのひとつかなー。


しかし今までが「いやいや今のは当たり前に死んでるだろ」って爆撃を受けても次のシーンでは別の国、別の場所、静かな田舎で実は暮らしてましたーテヘ!ってボンドだったので今回も、でもーまさかー?次はー?あんじゃないのー?って思ってしまったけどラストだよね。

バッチリ青い目がクローズアップされて、ダニエルボンドここにあり!って感じだった!

次の007もあの人で良くない?私はそれがいい!
のくさび

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