007／ノー・タイム・トゥ・ダイのワイカのネタバレレビュー・内容・結末

　ついに観ました007の今シリーズ最終話。辛口評価も少なくないからどうかなぁと思ったけれど、全然面白かったです。ダニエル・クレイグの最後にふさわしい壮絶な内容でした。純粋に楽しめました。できれば映画館で観たかったです。

　本当ならラストになるはずだった前作で、悪の巨大組織スペクターのボスを捕まえたから次はどうするんだろうと思ってたら、そのスペクターへの復讐を企てるまた別の悪い組織が…という設定はなかなかうまいと思いました。ラミ・マレックの存在感も良かったです。

　いつもの序盤のアクションだけでなく、後半のアクションも迫力ありです。

　ポンドに〇〇ができたり⁉︎と過去にはなかった展開？があったのも新鮮でした。

　あえてケチをつけるなら、敵の組織が何を目的にしてるのか分かりにくかったです。復讐ばかり前面に出てたけど、それだけであんな組織はできないだろうし。あとラストの島って北方領土？北海道関係者としては、そんな無茶なって感じ 苦笑。

　大好きなアナ・デ・アルマスがホントにちょっとしか出なかったのも残念。前作から引き続き出てきたレア・セドゥがあまりにブスすぎて目の保養が少なかったので、彼女にはずっと出てほしかったな、てか彼女にポンドガールやってほしかった。いったいレア・セドゥの何が良いのでしょう。

　今回出てきた黒人女性が次の007という噂もあった気がするけれど、さすがに無理でしょう。まったく華がなくてこの名作シリーズを背負えるとはまったく思えない。ポリコレ意識してどうしても黒人女性にやらせたいなら、せめてナオミ・ハリスにしようよ。てか、007にポリコレやらジェンダーやらいらないから。英国人男性俳優の伝統だけは絶対に守ってほしい。ポリコレは他でやってほしい。

　何はともあれ、シリーズ1、2位を争う素晴らしい作品でした。

　ラストは衝撃！007はピアース・ブロスナンからしかちゃんと見てないけど、この終わり方って今まであったんでしょうか。こんなことにしちゃって、次のシリーズどうするのでしょう。