試写会行きました!
芥川賞作家・中村文則のサスペンス小説を岩田剛典主演で実写映画化。婚約者との結婚を間近に控えたルポライターの耶雲恭介は、盲目の美女が巻き込まれた不可解な焼死事件と、容疑者の写真家・木原坂雄大について調べ始める。そして真相を追ううちに、抜け出すことのできない深みに飲み込まれていく…。
原作未読で鑑賞したが、なかなか衝撃的な作品!
ネタバレになるので、多くを語れないが、事件が事件を生み、作品の進行とともに、重層的に重なりあった、各事件の真相が明らかになっていく。
人間は罪深い生き物で、その生い立ちや境遇によって、誰でもたやすく化け物になる可能性を秘めている…。観賞後、題名に込められた作者の思いが伝わり、胸が締め付けられるような気持ちになった。
