このレビューはネタバレを含みます
韓国光州市で1980年に軍事政権下であった実話。
主人公は甲斐性もなく家賃も滞納、友人の脛にすがりついて糊口をしのぐ
妻に先立たれ父ひとり子ひとりのタクシードライバー。
そんな彼が美味しい儲け話だと横取りした仕事は彼を別世界へと運んだ。
ぐうたらな主人公だけど娘の事は大切に思っている
(大家の息子と喧嘩してオデコに怪我を負った娘の後髪をリボンでまとめ、オデコに薬を塗るシーン好き)
いわゆる腰抜けな主人公だけど困っている人は見捨てらない。
そんな実話でした。
最後映画の中の本当のドイツ人記者の呼びかけは
運転手に届いたのかなあ…