幼い頃から将棋のプロを目指し、将棋一筋に生きた “しょったん” こと瀬川晶司の物語。
将棋の世界のことをほとんど知らなかったので、どんなラストを迎えるのか全く予想がつかず、ドキドキワクワクしながら最後まで観ました。
悪役らしき人物はほとんど出て来ません。
ほんわかした雰囲気で安心して観ていられます。
実話ベースということだし、実際はもっともっと嫌な人たちもいたでしょうし、人間関係で辛い思いや悔しい思いもしたことでしょう。
でもそんな暗くて嫌な部分を描かなかった事で、穏やかで優しさ溢れる作品に仕上がっていたと思います。
彼は本当に心から将棋を愛していたのでしょう。
その思いが伝わりました。
松たか子が演じた小学校の教師は素敵だったな。
恩師って、一生心に残りますよね。
かけてくれた言葉や笑顔は宝物。
その後の人生に大きな影響を与える場合もあります。
きっと “しょったん” は、人に恵まれていたんでしょう。
それは “しょったん” 自身が、周りから好かれる、穏やかで涙もろい人だったからかもしれませんね。
ただひとつ残念だったのは、子役の “しょったん” と大人になってからの “しょったん” (松田龍平) が全く似てなかったこと。
顔全然違うやん!って思いましたわ。笑
もう少し共通点のある顔立ちの人でやってほしかったです。笑