「善と悪はどこからやってくるのか」
という映画のコピーが観ている間、何度も問いかけてくる。
善と悪は背中合わせ
善を成すために悪があるのか
悪があるから善が成せるのか
善と悪から生まれる人間の
脆さ 曖昧さ 愚かさ 赦し 贖罪 残酷 真実 愛情 憎しみ
何をもって善とし、何をもって悪とするのか
昼と夜の境界線、善と悪の境界線
その狭間で私たちは生きている
物語の不条理さを秋田の景色が際立たせている
吐く息の白さが濃くて、生死を感じる
自分の価値観や道徳心を揺さぶられる映画でした。
こういう映画を観たかった。