玉造

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂの玉造のレビュー・感想・評価

3.5
三浦春馬くん追悼観賞中。

もとは小説、コミックになったりしてるらしいが、映画で観賞。

12年前の映画だからか、腰パンとか懐かしい。市原隼人くんも好きな俳優で、個性的な存在感。
可愛くもあり、かっこ良くもあり、声も好きだな~。

春馬くんはバイクで事故死している親友能登役。
前年に「恋空」に金髪で出演してるせいか、同じに見えてしまった。
市原くん演じる山本はチャラチャラしてるが、本当は弱気で臆病者。自分でも自覚していて、ダラダラした高校生活だ。
親友能登は大勢の中にたった一人ケンカに向かっていく奴で、きっと山本は(こいつみたいに強くなりたい。こいつを追い抜きたい。)と思っていたと思う。死んでしまったら、追い越すことも出来ない。

雪が降ると現れる謎のチェーンソーをもった怪物や、それと戦う美少女絵里(関めぐみ)と出会う。

なかなか難しい設定でよく分からないが、自分なりの解釈するなら、チェーンソー男は人の弱さの塊で、あるいは死神で、不幸があり、弱った人を襲ってくるのでは。
山本が(これで死ねれば本望だ!)と強く願ったとき、男は消える。ダラダラしてもいい、生きていこう!というメッセージでは。

追悼観賞してる自分としては、もう少し春馬くんを観たかったな。
玉造

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