Boss2054

アンロック/陰謀のコードのBoss2054のレビュー・感想・評価

アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)
4.7
試写会に当選して観てまいりました。
正直、映画より、明日グランドオープンのTOHOシネマズ日比谷に興味がありまして、申し訳ない。

が、作品もなかなかでした。
ガジェットにロシア製の生物兵器を使うなんてタイムリーも良いところですよね。
脚本家に先見の明ありか?

先ず、出演者が豪華。
ノオミ・ラパス
マイケル・ダグラス
ジョン・マルコヴィッチ
トニ・コレット
オーランド・ブルーム

ノオミ・ラパスの主人公は別として、
その他の役者さんは、善悪、どっちへ転んでも良いと云う説得力がある役者さんばかりなので、
誰が主人公の味方で誰が敵かは最後の最後まで予断がなりません。
オーランド・ブルームなんて、
コソ泥の役で登場するのですが、
オーランド・ブルームがコソ泥なワケないじゃんと思っちゃいますもんね。
実際、コソ泥では終わらないんですが、
物語は、二転三転、最後の最後まで飽きるコトなく観られます。
90分少々のランニングタイムなのですが、
もう少しあっても良いかなと思いました。
あれだけのスターをこの時間内でしか使わないなんてなんか勿体ないないなって、
貧乏性なのでしょうか。

マイケル・アップテッドの演出もワールド・イズ・ノット・イナフの時よりもスピード感が増しています。
時代の所為もあると思いますが、
その時代を反映したスピード感を表現出来ると云うコトはそれだけ演出力があると云うコトでは、
アクションシーンの演出はそれこそ、キレキレですよ。

さて、本編には関係ないのですが、
試写会に来る程の映画通、私がそう思っているだけかもしれませんが、
の割には、カップホルダーの使い方を知らない人が多かった。
劇場の座席に付いているカップホルダーは右側を使うのが基本的な常識です。
誰が決めたんだよ、
と云う質問にも答えますが、
映画館です。
以前、映画館の予告編で、
カップホルダーは右側をご使用下さいと云う案内をワザワザやっていました。
最近は見なくなっちゃたけど、
だから、一番左端に座った人は両方使えるんですね。
気になったので、ちょっと。
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