猫

殺人者の記憶法の猫のレビュー・感想・評価

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)
3.5
久々に韓国ファンおば様軍団(誰のファン?)ふたグループと同席。汗
が、昔と違い、鑑賞中のお喋りは無く幸いだった。

なかなか面白かった。
映像と記録、何が本当なのか?
何が妄想なのか? 
忘れていても「身体の習慣」は残るものなのか?
時々、戻る(と思っている)時があるのは幸せなのか?
高齢者社会が進むにつれ、こういう映画が増えるのだろうなーとふと思う。
余談ですが
認知症映画 或いは 介護映画というジャンルができるかも…?ですね。

お父さん、観たことある…と思ったらソル・ギョングでした。
『力道山』も、『公共の敵』『監視者』だって観ているけれど
『ペパーミント・キャンディ』の彼を思い出す。
18年の日々、老けたなぁー。
切り替えポイントとしての顔の痙攣の演技はイマイチ。
脚本がそうだからかもしれないが、他のやり方で表現できるのでは?
『ロング,ロングバケーション』のサザーランドと少し比較してしまう。
まぁ、話が話だから
そんなに明るくポイント切り替えできないのかもしれないけれど。

親子の愛情って
血の繋がりじゃないよね、
と改めてしみじみと思える映画です。

こっから先はネタばれになるのでコメントで。

 2018.02.11 シネマスコーレにて鑑賞
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