きなこ

バッド・ジーニアス 危険な天才たちのきなこのレビュー・感想・評価

3.8
ドッキドキしましたー。
後半、下手なアクションよりドキドキして面白かったです。
最後はリンのお父さんの実直さに、心が満たされた〜笑
リンとバンクがシドニーに着いたシーンが、何となく好きだったなー。笑顔の映し方が。

「不正とは何かを失うこと」
(だからこれは不正でない)
とリンが中盤言っていたのが妙に印象に残っていて、それを噛み締めながら最後を観ました。

10年後の彼らが見てみたいような。
リンちゃんの気持ちはわからなくもないけれど、共感ともちょっと違う…微妙なバランスでした。
バンク少年の真面目さと不器用さを持って、舵を違う方向に切ると、どこに行き着くか…っていうのに妙にしんみりとした。ある意味、とても不憫。
美人なグレースは憎めないおばかちゃんなのだが、こういう子いそうだなと思った。

若手の役者さんたちがみんな、素敵でした。
きなこ

きなこ