めっちゃ頭良い主人公が友達のカンニングを手助けする話
人に何かを教えるということが、カンニングという行為と親子(子育て)の対比、そしてラストの決断に繋がる。一貫してて良いです。
他人がやっているから自分もズルをしてもいいという理屈は、その行為を見た別の他者にも伝搬していくという…
そして、その伝搬を客観視して初めて自身の愚かさに気が付く。人の振り見て我が振り直せですね、昔の人は良いこと言います。劇中、何回か鏡に写る主人公の姿が印象的に使われます。その文脈で言うと他者こそが自分の鏡になりうるのかも知れません。
カンニングシーンにおける計画のワクワク感、実行のテンポ良さとトラブルのハラハラ、という犯罪モノとしての魅力がとても高かった。手に汗握った笑
実行シーンにおけるクラシック音楽との相性も個人的には新鮮味あって良かった。
主人公の初期ボサボサから徐々に化粧覚えた感が好き。あと、スタイルめっちゃいい、なんかもう12頭身くらいありそう。