馳夫

バッド・ジーニアス 危険な天才たちの馳夫のレビュー・感想・評価

2.5
カンニングを題材にした映画って新鮮。スタイリッシュカンニングスリラージャンルの第1号。考えてみればタイの映画って観たことないかな?

正直なところ乗れなかった。カンニングはされるだけだと真面目に勉強してる奴が馬鹿を見るから、知識を金で売ってるんだっていう主人公の考えは100歩譲って分かるとして、カンニングしてる奴らは1問も自分で解く気はないのか???
とりあえず自分でやれるところはやって、どうしても分からないところをカンニングするならまだ分かる。けどね、この子達は金に物言わせて1問目から堂々のカンニング。いや、さすがに1問目くらいは分かるだろって。
カンニングをいかにバレずに、効率良く、そして離れた場所にいる相手に教えるには...そんなこと考えてる暇あるなら勉強しなさい。
主人公の親友ポジの女がこの映画で一番の害悪な気がする。

だからバンクが不憫でならない。とりあえずバカップルが全部悪い。バンクを主演にして、カンニングでのし上がった奴らを社会的に抹殺するバッドジーニアス2が公開されたら公開日に三回見るくらい、バンクが不憫。
あの終わり方で少しは報われたのかな。とにかくね、カンニングはダメですよ。
馳夫

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