Rosso

バッド・ジーニアス 危険な天才たちのRossoのレビュー・感想・評価

3.5
いや〜
引き込まれたしハラハラしたし面白かったんだが観賞後にスカッと爽快な気分にはなれないよね。
バンク、、本当に彼が不憫で仕方ない、、
彼をもう後戻りできないところまで身も心も落とした環境要因に対して、彼並みに激昂したい気分よ、、

本当に麻薬と一緒なんだよなあ、カンニング。
スリリングな見せ方に天才らの汗吹き出る心臓バクバク演技は最高なんだがおじさん悲しくなってしまったよ。
純粋で無知だった個人が悪いのか、誘因溢れるお国情勢が悪いのか、ああ無情。

まあしかしグレースちゃんよ。
超可愛いね、あれはずるいよな〜
お嫁さんにしたいのベクトルで大好きだ、彼女を救いたい。

後はリンちゃんのお父さん、
タイ製の木梨憲武さんにしか僕には見えなかった。

節々の描写もキャスティングも本当に絶妙で素晴らしい映画だった。
完全娯楽映画か、社会風刺映画か、自分の中でどっちつかずになり消化不良になっちまったのが勿体ないな。
そういう意味では改めてパラサイトの融合性って神領域なんだなと思ったよ。
Rosso

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