◆初タイ映画。格差社会への風刺も交えつつ、カンニングビジネスという新鮮なジャンルの映画。
舞台がテストということで、「限られた時間のなか」で、「見つからないように」という点から、ハラハラするシーンが多い。緊迫感を煽る演出もとてもうまい。
◆はじめは友人のカンニング手伝いからはじまり、同じ学校内にカンニングの輪が広がり、最終的に国際レベルのビジネスに広がっていく様子は、ビジネス拡大の視点で見るとすごい。
◆不正を行うことで、自分のキャリアの選択肢だけではなく、周囲のメンバーのキャリアの選択肢もなくなっていく様子がリアル。
◆誠実であることが一番大切であると感じさせる。